レアケース…。

弊社ユーザー様の03モデルのXKRが
エンジン不動でレッカー搬入されました。

エンジン動かず…のレッカー搬入は久々です。

症状的にはスターターは回るが
チェックエンジンが点灯していて
エンジンが掛からない…。

早速テスター診断すると
フューエルプレッシャーローと出る
そうなると…先ず初めに簡単に出来る
フューエルプレッシャーセンサーを
在庫車とバーター交換してチェックします。

それでも状況は変わらず…。

続いて燃圧を測ると…燃圧は低く。。。
でも、完全に死んでいるようではなく
何だか変な感じ。。。

根本原因はフューエルポンプですね。

4.2モデルはフューエルモジュールとなり
ご覧のような物です。

イギリス発注ですね。

因みに…4.0モデルだとフューエルポンプだけで
パーツが出ますので同じ修理でも安価です。




数日後…イギリスからポンプが届きましたので

ポンプを取り外してみると。。。

指差した部分のジョイントの
接合部が割れてしまっており
ホールド出来ない状態でした。

なので…ポンプは作動しているのですが
接合部の破損による燃圧不良で
エンジンを掛けられなかったようです。

取り付けすると無事復活⁉

ディーラーでのパーツの価格設定が
かなりお高目でしたので
其れと一緒では意味がないので
大幅に安価な価格での御案内となりました。

今回のフューエルポンプはレアケースですね
x100のフューエルポンプを仕入れたのは
数年ぶりの事です。

今回のケースは稀な物でしたが
レッカー搬入される時に毎回思うのが
「レッカーサービスがあれば
輸入車ライフもあまり心配ない」と言う事です。

以前でしたら故障した時に
ＪＡＦに加入していなかったら
多額のレッカー費用が必要でしたからね。