影踏み…。

譲ってしまったのですが…。

父は年に360日以上仕事をする
「昭和な仕事人間」でした。

そんな父と遊んだ経験は殆どなく
「遊園地に行く」「虫取り」

「キャッチボール」
父と一緒にした事はありません。

自宅の目の前が会社でしたので

母が不在にしているタイミングで
急な仕事の用事が入ってしまうと
父に連れられ2人で出掛ける事が
数度ありました。

そして使っていた駐車場は
其処から徒歩5分程度の場所にあり
その道中で「父と影踏み遊び」を
した事を思い出します。

その「影踏み」は
私が父の影を踏む…
というスタイルでしたが
小さかった頃の私は
どうやっても父の影は踏めず…

其れが私が父と遊んだ大切な思い出です。

父は健在ですので
今時点で父と影踏みをすれば
父の影は余裕で踏めるのでしょうが
父親って存在に勝っても…
しゃあーないですよね？

こんな年齢になっても父親には
大きな存在で居て欲しいものです。

父親には「影踏みすら勝てない…」
それでイイのです。